降り続いた雨が止んだと思ったら、連日暑い日が続いています。
蝉の声も聞こえ始めました。そろそろ梅雨明けの声も聞こえる頃ですが、
台風が相次いで発生しており、今週半ばころからまた雨が降る予報となっています。
さて、2020年に開催される東京オリンピックに伴い、建設される予定の新国立競技場。
総工費がなんと2520億円と、庶民では想像もつかないような価格となっています。
建築、リフォームでもそうですが、何事を始めるにもまず予算があり、
次に見積もり金額を出し、その金額が予算額より高ければ材料、人件費その他で削れる
部分は削って、価格調整をしていくべきかと思うのです。
「無い袖は振れない」といいます。
しかし、ありえない金額であるにもかかわらず、何が何でも強行すべきと、国側が大きな
わがままをいっているようにしか思われないのです。
ただひたすら無理難題を国側が声高に叫ぶだけでは、何も前に進まない。
きちんと方向性と指示をだして国民皆が納得できる代価案は出せないものなのでしょうか。
「お・も・て・な・し」で沸いたオリンピック誘致が、一転してこのように暗礁に乗り上げて
しまっているのは嘆かわしいことです。