昨年10月より、小売店などでは価格表示が税抜の本体価格表示が認められたことで、
最近そのような価格表記をする店が増えてきました。
十中八九、本体価格が大きく記載されているため、たとえ隣に税込価格が表記されて
いるとはいえ、先に目に飛び込んでくるのは当然本体価格のほう。
毎度注意していればいいですが、そういうわけにもいかない時もあります。
また商品1個1個の値段はわかっているつもりでも、品数が多くなれば、最終清算段階
で目を剥くこともあるかもしれません。
消費者がそういったことに無頓着であれば問題は起きないのでしょうが、そんなわけに
もいかないと思います。
価格表示に慣れてしまえばそれまでですが、今までの習慣を変えられてしまうというこ
とは、なかなかに抵抗感を感じるものではあるのです。
商品価格を見ていてふと思ったこと。
「これは商品を買うときに頭で税込の計算をすることを習慣化させることで、
日本人の脳を活性化させることを政府が意図しているのではないか?」ということ。
脳を活性化させることは、老化防止につながります。政府としてはとてもメリットの
あること。
脳トレのゲームが流行したように、計算は最も手っ取り早く脳を活性化させる方法で
あるからして、なんて。
日本国民総脳トレ時代の幕開けかもしれません。