消費税増税を来年10月に行わず、18ヶ月延長するということが18日に正式発表されました。
そして 国会は今週解散して、総選挙を行うということも。
やっかいなことが少々先送りされたということですが、ホッと安堵というわけにもいきません。
総選挙で、自民党が議席を確保すれば、国民が認めたということで、確実に平成29年4月には
消費10%が決定され、他にも原発の再稼働その他もろもろの問題ある案件もスイスイ可決され
てしまうでしょうから。かといって、他の政党で適任者がいるのかどうか。難しいところです。
「企業の収益が増え、雇用が拡大し、賃金が上昇し、そして消費が拡大していく、そして景気が
回復していくという経済の好循環」。
18日に行われた首相の記者会見での言葉ですが、その経済の好循環が、果たして18ヶ月後に
訪れるているのでしょうか。
今現在、すでに雇用が改善し、賃金が上がり始めているとのことですが、それはどこのこと?
どこか遠い異国のことのように感じます。
懸念されるのは、増税がなくても、何かにより締め付けられる部分がでてくることと、8%になる
寸前の駆け込み需要の現象が、平成29年4月前に再度出て、その後の反動の恐ろしさ。
今回の総選挙が、目くらましにならなければよいのですが。