アベノミクス解散と万歳と

21日に衆議院が解散されました。今回の解散名は「アベノミクス解散」と名付けられました。

過去の解散にはすべて名前が付けられています。

有名なのが「バカヤロー解散」。1953年2月28日の衆議院予算委員会で、

吉田首相が西村栄一議員の質問にたいして「バカヤロー」と暴言を吐いたことがきっかけで、

衆議院が解散となってしまったことから命名されたのです。が、

名前を聞いただけだと、吉田首相が大声で「バカヤロー!」と叫んだかのようですが、実は席

につきながら小さな声でつぶやいた言葉だったそうです。

それが偶然にもマイクにひろわれてしまい、西村議員が聞きとがめて騒ぎが大きくなってしまっ

て、解散に追い込まれてしまったというのが本当の話。

人間、下手なことはたとえ小声でも口走らない方がいいという教訓ですかね。

さて、解散の宣言が読み上げられると、また必ず万歳の三唱が行われます。

理由はただの習慣だそうです。

記録によれば、明治30年の第11回帝国議会解散時に、議長が天皇陛下の詔勅を読み上げた

時に、議場内に拍手が起こり、万歳と叫ぶものもいたといことで、それ以後、景気づけで解散時

に万歳三唱がなされるようになったそうです。

万歳はとは、試験の合格発表時や勝利の瞬間など、偉業を成し遂げた、朗報を聞いた瞬間に、

うれしさと喜びから出るべき叫びかと思うのですが、国会の慣習は不思議なことだらけですね。

バンザイバンザイバンザイバンザイバンザイバンザイバンザイ

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