色の持つ力については諸説ありますが、かつてのアメリカの大統領選挙戦より注目されたのが
「赤いネクタイ」。
候補者が演説の際、必ず赤いネクタイを着用して臨んだことが日本でも注目され、ここぞという
商談の詰めや決めた時には赤いネクタイをすることが定着したようです。
いわゆる「勝負ネクタイ」ですね。
赤は「情熱」を連想させ、強い意思の力を表す色です。堂々とした自分をアピールでき、相手
に威圧感を与えることから、アスリートたちもユニホームには赤を着用していることが多いのだ
そうです。
そうであるなら、謝罪などの場合は赤色のものは身に着けないことがいいということですね。
余談ですが赤の神話が定着しすぎ、アメリカの大統領選で候補者全員が紺のスーツに赤の
ネクタイで登場し、個性を殺し合ってしまったという逸話も。
ただ色といっても明るい感じの色合いから落ち着いたものまで種類は豊富のため、自分の個性
をだした色選びはできるというものです。
このような色のうんちくを頭の片隅において人を眺めると、その人の深層心理が見えてくることが
あるかもしれません