『ライバル』の意味を調べてみると、「宿敵」、「好敵手」とでてきます。
自分と同等かそれ以上の実力を持っており、その関係の奥には尊敬や信頼があり、
相手を認めている気持ちが存在している相手。
憎しみなどの負の感情を抱く相手ではなく、むしろライバルがいることで自分も頑張れ、
時として助け合うこともある相手。
例えて言うならば、「それいけアンパンマン」のなかで、
いつも対立して戦う正義の味方のアンパンマンと、悪の立場のバイキンマンが時として手を
組んで、困難に立ち向かうような感じでしょうか。
なぜこんなことを書いたかといえば、1月21日は「ライバルが手を結ぶ日」だからです。
1866(慶長2年)の1月21日に敵対していた長州藩と薩摩藩が討幕のために手をくんで、
薩長同盟を結んだ日であるからです。
多くの企業も最近では本来はライバルで市場を奪い合う関係の相手と手を組んで、
ノウハウや技術力を共有して、さらなる成長を試みています。
互いを認めあい、共に成長できる相手がいるということは、幸せなことであるのですね。