桜が満開となりました。先週末はお花見をされた方も多かったのではないでしょうか。
今年は開花宣言は早かったものの、花も持ちはよく、入学式も桜の花と、舞い落ちる花びらの
なかで行えるようです。
しかし、春の気候は変わりやすいのが欠点です。
夜来風雨声 花落知多少
これは中国の孟浩然が書いた漢詩・「春暁」の一句です。
「昨夜は一晩中、雨混じりの風が吹いていたが、花はどれくらい散ってしまっただろうか」
という意味です。
お花見を企画している前日の夜に雨風が吹くと、気が気ではありませんね。
そもそもこの詩は、どちらかといえば
春眠不暁覚
「春の眠りは心地よく、夜が明けるのも気づかぬほど」
こんなことになり、起きて時計を見て青ざめることがないようにしなければいけませんね。