2016年プロ野球のドラフト会議が終わりました。
開催中に各球団でよく言われて印象に残った言葉が、「即戦力が欲しい」というセリフでした。
どの業界でも就職すれば、一定の研修期間が設けられています。
たとえ他での経験があろうとも、新しく入ったからには新人であり、
業務に慣れるためにはある程度の期間を要するのは当然のことです。
しかし、即戦力を求めるのは何も一般の職場だけではないようで、
育てるという余力がないというのか、育てる時間、費用が惜しまれるのか、
採用即戦力としてバリバリ仕事をしてほしいという思いは、
どうやらどこも同じであるのだと感じた次第です。
そうは言えども、もちろん高校のルーキーたちも緊張のなかにも指名された喜びが
あふれていました。
この先、決して平坦な道ばかりではないでしょうが、
たとえ彼らの顔が曇ってしまうことがあっても、
それを乗りえて、一回りも二回りも成長して、
すばらしいプレーをして野球界を引っ張っていってほしいと思いました。
現在、日本一を目指して広島VS日本ハムの試合で沸いています。
ドラフト指名された未来のプロ野球選手のたちも注目していることでしょう。
ここで日ハムが巻き返し成るかどうか。
楽しみなところです。