春霞(はるがすみ)なのですが

春霞たなびきにけり久方の月の桂も花や咲くらむ(紀貫之 後撰集18)

ここ数日暖かい日が続いています。

遠くを見ると景色が見えにくく、ぼんやりともやがかったような。春の到来を感じます。

でも、今年は春霞だ、などと風流なことも言っていられる状態でもなくなりました。

以前にも書いた「PM2.5」

日に日に日本でも大中で高い濃度が観測されているというニュースを聞くとやはり

心配になってきます。

この季節、花粉、黄砂、そしてPM2.5まで飛んでくるというトリプルパンチです。

ただ、古い文献にある春霞は一部は中国からの黄砂を指していたそうです。

「よそから何かが飛んでくる」という歴史は長かったのですね。

とはいえ自衛のためにもマスクの必要性を感じるようになりました。

今やマスクをつけることは、女性たちの間で当たり前になりつつあるそうです。

(防寒や肌の保湿、のどの乾燥を防ぐ、小顔に見えるなど理由は様々のようです)

ただ、問題なのがどのマスクを選ぶべきか?

ドラッグスストアなどにはPM2・5をブロックする高機能マスクもあり、

その他にもさまざまな種類が目白押し。

車に乗っている時は窓を開けて外から吹き込む風を受けながら走行することが好きなのですが、

今年はどうしましょうか。悩むところです。

匠建 マスク

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