日差しが日事に強くなってきました。それに加えなんだか空も華やかになってきたな、
と思っていました。
そうです。鯉のぼりを見かけるようになったからです。
真鯉(まごい)の黒、緋鯉(ひごい)の赤、子供の鯉の青、加えて五色の吹き流し。
明るく晴れ渡った空に泳ぐ姿は見ていて気持ちのいいものです。
ところで、以前は鯉のぼりに加えて鍾馗(しょうき)さんの描かれている旗を掲げてる
ところもありました。(残念ながら最近はあまり見かけなくなりましたが。)
鍾馗とは主に中国の民間伝承に伝わる道教の神様です。
日本では魔除けの効果があるとされ、旗以外には屋根の上に像を乗せてみえるお宅もあります。
主に京都に多いと聞きます。
探してみると意外な発見があったりします。
風のない穏やかな日は、鯉のぼりはぐったりしています。
一方、風の強い日は矢車もカラカラと回り、鯉のぼりたちは元気いっぱい大空を泳いでいます。
ただ風の強い日は、当社の現場は風対策で大変ではありますが。
でも鯉のぼりもお雛様と同様に期間限定のもの。
思う存分風のなか、泳ぐ雄姿を見せてほしいです。