「記録的猛暑」「竜巻」「経験のないような大雨」
「ただちに命を守る行動を・・・」。
これらはすべて気象に関する言葉です。
今年の夏以来、このような耳慣れない表現をよく耳にするようになりました。
言葉や表現は移り変わっていくものですが、今回の表現は何回聞いても違和感が
あります。
どれも聞き捨てならぬ言葉で、しかも非常事態を表す言葉だからかもしれません。
これが当たり前のように聞けるようになってしまったら、それこそ大変なことで
あるかと思いますが。
毎年年末に発表される流行語大賞があります。
1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現と
ニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶと
ともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年表彰するものだそうですが。
ある意味、冒頭で書いた表現が一過性のもので流行語のごとく使われなくなるように、
地球環境をもっともっと考えて自然を、そして自分達の生活を守る行動をしていかなくて
はいけないと思いました。