バランスを考えた塗り替え

こんにちは、増本です。

本日は、塗装をする際のワンポイントアドバイスを乗っけてみました★

 

塗装をする際に大切な要素の一つに塗料の耐久年数がありますが、今日は、材料選びのポイントと言うよりは、屋根と壁の塗り替えをする際にバランスを考えた塗料選びについて触れたいと思います。

 

下の図は、一日で太陽の光が季節ごとに、どれだけの量、建物の各方面に当たるかを、表したグラフです。

直達日射量

例えば、赤色の線は南面ですが、南面に注目して見ると、日本の住宅がなぜ南面に開口部を多く持ってくるのかが良く分かります。寒い冬には南面にしっかり光が降り注ぎ・・・熱い夏には季節の中で一番光の当たる両が減る。・・・南面は太陽の当たるタイミングなど、いいとこ取りなんですね!一方、北面は、唯一夏のみ光が当たるんですよね・・・

 

 

話が反れてしまいましたが、今回注目して頂きたいのは、緑色の線:水平面ですが、これは建物でいうと屋根にあたります。一目瞭然で分かる様に、ダントツで水平面は東西南北どこの面に比べても太陽の日射量が多いんですね!!

塗膜が劣化する大きな原因の一つにこの、日射量が深く関わってきます!

 

今回触れたバランスのお話ですが、壁だけじゃなく、屋根も塗り替えが必要なお家のお客様にとって大切なお話ですが、屋根と壁の塗り替えを行う際、屋根は日射量がとても多いので、壁と同等レベルの塗料で施工すると、大分早く劣化してしまいます。

そこで、屋根と壁両方の持つバランスをしっかりと考えた塗り替えが大切となってきます。例えば、壁だけが長持ちしても屋根が先に劣化してしまっては、結局屋根だけ再度塗装する為に足場を組む羽目になってしまいます。それだけは避けなければなりません!!

その為に大切なポイントが、例えば屋根・壁共に最高級の塗料での施工に越した事はないですが、当然金額も上がってしまいます。そこで大切なのは、屋根と壁で塗料のランクを考えると、屋根をワンランク上の塗料で施工するのも一つの賢い方法となってきます。

建物全体で見てバランスの良い施工を心掛けるのも、ランニングコストを抑えるコツになるので、意識してみて下さい。

増本より。

 

株式会社 匠建(たくみけん)
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