仕事や家事の合間の息抜きに、お茶や甘いものが気分を和ませてくれます。
10時はなくても、3時に休憩時間をとっている会社も多いのではないでしょうか。
甘いものは別腹。これは格好の言葉ですね。
そういえば、昔の大阪の商家では、差し入れなどの甘いお菓子があると、下働きの丁稚や
小僧さんに食べさせてあげていたそうです。
言葉は悪いですが、ナニワの商人はケチという評判。
でもなぜこんなに気前がよかったのか?
厳しいことは言いながらも、実は下々の働き手まで気を配ってくれる、さすが気風のいい商家。
ではなく、これにはちゃんとワケがありました。
甘いお菓子が出されるのは夕食前でした。
夕食前に甘いお菓子を食べればどうなるか?
当然食欲が減退し、晩ご飯があまり食べられなくなるわけです。
食べる量が減れば、それだけ食費が浮くという計算だったそうです。
子供さんがちゃんとご飯を食べてくれないことに頭を悩ませている親御さんとは、
真逆の発想だったというわけですね。恐るべし。