よく、「家は一生のうちに3回建てないと満足するものができない」といいます。
これが意味するものは、最初は家を建てることに関して何も知らなくても、3回も家を建て
ていけば、だんだん詳しくなっていき、知らぬ間に失敗しないための知識を身に着けてし
まうのだという意味です。
自分の家づくりを通じて、成功法則を学んでいくのです。
しかし、家といえばとてつもなく大きな買い物です。
もちろん3回、いや何回でも建て替えられる人もいるでしょうが、それは少数のお話。
住めば都ともいいます。多少住みづらい家もそれなりに愛着はでてくるでしょう。
でも我慢していると身体によくありません。
そして家は子供たちが成長するまでの「育児型」、大人の「社交型」、そして「養老型」
とやく15年ごとに大きく3度変わります。
それならば3回家を建て替えずとも、リフォームで対処することは十分可能ではないですか。
技術や資材とも日々進化していますし。
政府も今までは新築住宅に力をいれてきましたが、ようやく中古住宅にも着目し始めてきました。
限りある資材、そして今あるものを有効活用するためにも、これからは「家は一生のうち
3回リフォームすると満足できる」といわれるようにしたいものです。