水ぬるむ頃や女のわたし守
与謝蕪村の句であり、「水温(ぬる)む」は、春をあらわす季語です。
春になり、川などの水が温かさをまし、それに伴い水草が成長し、水に住まう生き物も活発に
動き始めるという意味です。
なぜこの句が浮かんだかと言えば、水道の蛇口から出る最初の水です。生ぬるいですね。
水道管や給水塔自体が暑いのでしょうね。連日の猛暑で。
しばらくすれば蛇口からの水も冷たいものになりますが、最初はヘタをすれば温水と思って
しまうような温度の水にびっくりすること、しばしです。
週末から来週にかけては雲がひろがりやすいそうですが、そうすれば少しは水道水も最初
から冷たい水が出るかもしれませんね。