事務スタッフの岩田です。
初めて「犬走り」という言葉を聞いたとき、
恥ずかしながら頭に浮かんだのは、「犬専用の通路!?」でした。
お犬様さまだなぁと早合点しかかりましたが。
調べてみると・・・全然意味合いが違っていました。
建物の外周部や軒下を、40~60cm位の幅で取りまくように
石・砂利・コンクリートなどで敷き固めたものです。
犬が通れるくらいの幅しかない道という意味合いから
『犬走り』と呼ばれるようになりました。
メリットは雨水によって基礎部分が濡れたり、汚れが建物に跳ね返るのを防いで、
建物の直接地面に接する部分を保護できることだそうです。
また犬走りに対して『キャットウォーク』なるものもあります。
もとは高所にあるネコの通り道のことで、自然にできたもののほか、
飼い主等が人為的につけたものも含んでいました。
それが転じて、高所用の通路や足場の代名詞となりました。
当たり前のように目にしていたものも、名称や設けてある意味がちゃんと
あるのだな、と感じ入りました。知らぬとは恐ろしいものです。