国府宮はだか祭

こんばんは、増本です。

昨日はお世話になってる設計事務所の先生にお招き頂き、稲沢市の国府宮はだか祭に人生初めて裸男として参加させて頂きました。

 

祭りの開催日は毎年旧暦正月13日サラシの褌に白タビ姿の数千人の裸男が集まります。

今から約1250年前、奈良時代の神護景雲元年
(767年)称徳天皇の勅命によって全国の国分寺で悪疫退散の祈祷が行われた際、尾張国司が総社である尾張大國霊神社においても祈祷をしたことに始まったと伝えられているそうです。

昨日は約8千人もの裸男が集まりました。皆が「ワッショイ」の掛け声をしながら極寒の真冬に揉み合い、熱気に満ちた光景が広がります。

 

11時頃から地域を裸男が練り歩き、氏名や年齢等を書いて願いを込めた「なおい布」を「なおい笹」に結び付けていきます。その「なおい笹」を担ぎ、寒さと闘いながら境内へ駆け込み皆の願いと共に奉納します。

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「なおい布」を「なおい笹」に結び付けています。

 

 

 

いよいよ練り歩きが始まる準備です。

 

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人生初の褌を締めてもらいました!

予想以上に力強く食い込ませて絞める事にビックリ!

すごく食い込み具合が痛かったです(笑)

寒さを吹き飛ばすため、皆でお酒をバンバン飲みます。この時既に私もお酒で顔が真っ赤に!

なおい笹奉納からの写真は携帯カメラが祭りで壊れる恐れがあるので持っていけずありませんが、道中お酒を頂いたり、どてにを頂いたりと寒さとの闘いのなかに心温まる場面がいくつもありました。

笹奉納が終わると、小池正明寺地区の手桶隊が登場します。

その手桶隊が裸男達めがけて水をかけ始めます。この水がまた井戸水で寒いのなんのって!!

ブルブル震えが止まりませんでした!

しばらくすると参道の一角に全身全裸の神男が、警護の者に守られて裸男の群れの中に密かに登場します。

いよいよ来た!!人生初体験でドキドキしながら殺気立った裸男達の光景にしどろもどろ・・・!!私も裸男なんですけど(笑)

その神男に触れて厄を落とそうと、神男に皆が殺到し凄まじい揉み合いになります。

毎年参加されてる先輩に祭りの前に頂いたアドバイスが、腕を胸の前に持っていきガードしないと圧迫されてあばらの骨が折れたり、息が本当に出来ないがら気を付けて!!って、このアドバイス事態がそもそも恐ろしすぎるんですけど( ;∀;)

浴びせられる手桶の水は、裸男たちの摩擦の熱でたちまち湯煙となりまわりにたちこめます。

神男が参道から楼門に差し掛かる頃、勇気を振り絞って裸男の渦の中へと突っ込みました!人の渦に身を任せて、とにかく転ばないことだけに意識を集中します。(一度転ぶともう起き上がることも出来ません)アドバイス通り腕で胸をしっかりガードします。それでも苦しい!本当にこれは想像していた以上の圧迫感、これが噂のはだか祭!やはり只者ではありませんでした!渦の中で格闘することしばらく、、、なんと!!!!

神男を守る、警護の者が腕を組みあって神男を守る姿が目の前に!まさか、最大のチャンス到来(^^)/

いた!!神男が身を潜めて目の前にいるではありませんか!本当に運が良かったです。見事に神男にタッチする事が出来ちゃいました(*’▽’)

本当にラッキー!嬉しくてテンションも最高潮!

しばらくしていよいよクライマックスの儺追殿が目の前に。

皆の掛け声がわっしょい、わっしょい、から上げろ!上げろ!に変わります!

この時は1時間以上も裸男にもまれ続けてきた神男のゴールがあと少し!想像も出来ないほどの過酷な状況を想像しただけでも感無量となり自然と涙が。

無事に儺追殿へと神男が運びこまれ皆の盛大な拍手と共に祭りは幕を閉じました。

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本当に素晴らしいお祭り!ここまで凄いお祭りとは!国府宮はだか祭の虜になってしまいました。

昨日は参加させて頂き、本当に貴重な体験をすることが出来て良かったです。

素晴らしいお祭りにご招待頂きまして本当に有難うございました。

まだ見に行かれた事のない方は是非一度行ってみて下さい(^^)/

 

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