『啓蟄(けいちつ)とともに』

3月になりました。

桃の節句が終われば啓蟄(けいちつ)です。

啓は「ひらく」、蟄は「土中で冬籠りをしている虫」の意味。

大地が温まり、冬眠していた虫が春の訪れを感じて、穴から出てくるといわれています。

実際のところ、種類によって差はありますが、冬眠から虫が目覚めるのは、最低気温が

5度を下回らなくなってからで、平均気温が10度以上になってからだとか。

今回の冬は非常に寒く、3月に入っても例年にない大雪にみまわれている地域もあります。

でも、日差しは日ごとに明るく、強くなっています。スーパー等の店頭では春の訪れを感じ

させる山菜がみられるようになりました。

今年の啓蟄は3月5日。

春めいた日もあれば、真冬に逆戻りしたような日もあるのが3月の特徴です。

体調管理をして、春を探しに行きましょうか。

冬の間に温めていた計画もそろそろ実行に移す準備を始めてもいいかもしれませんね。

匠建 虫

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