その後の対策を明示するべき

大きなプロジェクトを計画したとします。

規模が大きければ大きいほど、それに係わる関係者の人数も莫大なものになります。

当然、予算も巨額なものとなります。

さまざまな問題点をとりあえず解決し、着々と進めてきて、いざゴール間近になったとたん、

横槍が入りました。

「ここはいけない」  「あれもダメ」

そしてプロジェクト事態が中途半端に宙ぶらりんになってしまいました。

 

何のことだか、察しの良い方はおわかりですね。

そう、東京都の話です。

いろいろ解決できていない事、やらねばならなかったことをやっていなかった・・・。

プロジェクトがずさんであったかもしれません。

でも、物事をイチから作り上げることというのはとても大変なことです。

反して、出来上がったもの、出来上がりつつあるものにダメだしをすることは、

わりと簡単なことなのです。

さて、欠点や問題点がありました。

であれば次は、「どのようにして解決すべきか、早急に対策をたて、実行する」 ということが、

これ以上の傷口を広げずに解決に導くもっとも有効な手立てであるかと思います。

それを明示せずに、ひたすら過去を掘り下げ、欠点をあばく。

そして、新たな調査委員会を設立。

これではいつまでたっても何も解決になりません。

税金の無駄使いをしているようにしか見えません。

少々、偉そうなことを申しましたが、普段の生活においても、

このようなことをしてしまっていたら、反省です。

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