8月も下旬となり、暑さは厳しくとも、夜は虫の音を聞いていると、秋がそこまで来ているようです。
さて、世の中の形ある物は、当然色あせ、劣化していきます。
何でも新しいものがいいといわれた時代もありましたが、今では古き良きものも注目されています。
日本では中古住宅のリフォーム意外にも、
古民家を再生させて新たなる命を吹き込む取組がなされるようになりました。
でも新しい建物でありながら、わざわざ古くみえるように造られた建物もあります。
海外では、日本以上に古きよきものや伝統を大事にします。
しかし、アメリカの画家で絵本作家・園芸家でもあったターシャ・テューダーという女性は、
56歳になってからバーモント州に家を建てますが、
わざわざ古い農家を真似て、アンティーク風の家を建てました。
残念ながら2008年に亡くなってしまいましたが、彼女に関する写真付の本は多数出版され、
テレビでも特集が組まれ、時々展覧会も行われています。
日本にも大勢彼女のファンはいますが、まだ知らない方でアンティークに興味のある方、
是非彼女の文献をみてください。大いに参考になると思います。