「来年のことを言うと鬼が笑う」といいます。明日のことさえわからないのに、
ましてや来年のことは予知できないという意味もあったかと思います。
とはいえ、明日・明後日・1ヶ月後、1年後。たとえおぼろげであっても
先の先をある程度見据えて計画を立てていかねば、成り立つものも
成り立たないこともこれまた現実です。
2015年のカレンダーやスケジュール帳がそろそろお目見えし始めました。
来年は未年です。
ちなみに1873年(明治6年)より前までは旧暦を使用していました。
例えばひな祭りは3月3日ですが、これを旧暦に直すと2015年では
4月21日にあたるそうです。
天候と体調は結構密接に関わっているものなので、旧暦で季節を考えた方が
ほうがより日本人にしっくりくるのではないかと思われます。
旧暦で年中行事を行う地域もあるのですから。
そのため旧暦と新暦を組み合わせたカレンダーもあります。
新旧上手に折り合いをつけているのも、日本人が心豊かな民族である
ということになるのでしょう。