障害によってもたらされるバリア(障壁)に対処するのがバリアフリーデザイン。
それに対してユニバーサルデザインは障害の有無、年齢、性別、国籍などにかかわらず
多様な人々が気持ちよく使えるように、あらかじめ都市や生活環境を整える考え方をい
います。
病気やけがになってからの生活を考えれば、バリアフリー化は必要となります。
が、国民の医療負担がバカにならないこのご時世。私たち一人ひとりが病気やけがにな
らないよう日頃から気をつけていかなければならなくなってきました。
人間の機能も便利な生活の中では失われていくものがあります。多少の危険があったほ
うが気を抜かずに真剣に取り組み、緊張感を持って暮らし、年齢と共に失われていく人
間の身体能力を守ることにもなります。
とはいえ、我慢して不自由な生活を耐えるとは別モノ。
それぞれの年代が気持ちよく共有できるデザインのお家提供ができればと思っています。