家というものは、今までは古くなれば家は取り壊して建て替えるというのが主流であり、
国も新築物件を購入するほうが有利になるような政策をとっていました。
しかし、最近、空き家が増えています。
人が住まなくなっても取り壊さずにそのままにされています。その理由は、更地にするより
も空き家でも建物を残しておいたほうが、固定資産税が少ないから。
そして取り壊し費用も膨大な金額になるからです。
しかし一方では優良な中古住宅が流通し始めました。それは2012年3月に
「中古住宅・リフォームトータルプラン」という取り組みが始まったからです。
リフォームによって住宅の品質を高め、よりよい品質の中古住宅を市場に送り出そうという
ものです。
中古住宅を購入してリフォームしたほうが、むしろ新築住宅を買うよりも安価になる可能性も
でてきているのです。
もちろん建物の構造や耐震性がどうなのかというチェックが重要となりますが。
何もかも壊してしまうのではなく、再生させて使い続ける。家もそんな時代になってきている
のです。