人と人、国と国

今日は曇りがちで、気温があまり上がらない1日でした。

さて、テロリスト集団のISISの暴走が止まりません。

ISISとは中東からヨーロッパに渡る広範囲にイスラム国を樹立することを目指している集団

です。

本日1月21日。

今からおよそ250年前の今日は「薩長同盟」が締結された日です。

犬猿の仲であった薩摩藩と長州藩の間を、坂本竜馬がとりもって同盟を結ばせたという話は

有名です。

なぜ敵対関係のあった両藩が手を結んだのか。

薩摩藩は戦争をしたくないけれども、幕府は倒したい。

ただし表だって統幕運動にはかかわりたくない。

長州藩は武器がほしいし、幕府も倒したい。

薩長それぞれの考えていたことを話し合いにより、手を結んだ方が

お互いの利害関係が一致するとわかったからです。

一言でいえば簡単なようですが、長年の敵対心を捨てて、双方が歩み寄ったことはとても難しく

勇気のいることであったのです。

同じ日本人同士であっても、考えや思想は違うのですから、ましてや国や人種が違えば考えが

全く違うのはやむをえないかとは思います。

しかし、ISISの暴走を見ていると、自分たちと主義・思想が違う人や国があることを認める

姿が欠落してしまっているとしか思えません。

過去の歴史上、そんな一部の考えにより、多大なる被害をこうむってきた人々がたくさんいると

いうのに。

安全がおびやかされていることが、ひしひしと感じられる今回の事件です。

坂本龍馬 坂本龍馬

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