ホテルのレストランで提供される食材が偽装表示されていたとの事件が世間を騒がせて
います。
1ケ所出れば毎日のようにさまざまなところから「偽装表示をしていた」と芋ヅル式に
出てきます。
最近はもう今日はどこが謝罪会見のニュースをやっているのかな、と思ってしまいます。
ところが会見になるとよく言われるのが「偽装表示ではなく誤表示でした」です。
「偽装」とは事実とは異なるのに、あたかもそれが本当であるかのように偽ることをい
います。
「誤表示」との違いは意図的であるかないかということになります。
責任者が謝罪をしながらもどこか人ごとであるかのように見えてしまうのは気のせい
なのでしょうか。
認識の違いなのか、常識というものが欠如してしまっているのか判断に悩むところです。
業界には業界の暗黙のルール(!?)があるのかもしれませんが、消費者としては安全
でおいしいものを適正な価格で食べたいと願っているのです。