物事が長期化するとマンネリ化すると言われています。
変わりばえがなくなって面白みに欠けてしまいます。
そんな中、長年にわたり人気を集めて高視聴率を稼いでいる番組があります。
日曜日の夕方、日本テレビ系列で放送の「笑点」。
5月半ばに放送50年目に突入するそうです。
5代目司会の桂歌丸さん(78)が山田隆夫さん(58)に呼びかける
「山田君、例のモノを皆さんにお配りして」。などおなじみのセリフが毎度登場します。
構成は演芸と大喜利で、これも長年変わりませんが、大喜利は流行語や雑学など、時代を
取り入れているそうです。
それぞれ登場するキャラも個性的。
変わらない安心感の裏には世相のリサーチと制作側の努力のたまものなのですね。
進化や成長は努力と世間の波風を味方につければ、ある程度はいけるものですが、
「変わらなく、安心感がありなおかつ面白い」を維持し続ける「笑点」には、
学ぶものが多そうです。
歌丸師匠も一時は健康を危ぶむ声がありましたが、そんな心配はなんのその。
元気に現役を続けるコツは、人前に立つことと、ある程度のストレス(!?)が必要なのかも(笑)