延長に次ぐ延長

人間の物事に対する気力の凄さがいかなるものかと痛感させられたスポーツの話題。

高野連が主催する全国高校軟式野球選手権の準決勝の試合です。

岐阜の中京高校と広島の崇徳高校との対決が、お互い1歩も譲らずで4日間に渡り延長50回もの戦いを繰り広げました。これは軟式高校野球のルールで、延長は15回までで打ち切り、翌日にその続きを行うためだったのです。結果中京高校は3対0で勝利。

凄いのが決勝戦をその日のうちに行い、中京高校が優勝してしまったこと。

ただ、中京高校の気力もさることながら、決勝戦を持ちこされ続けた相手校の三浦学苑の選手及び関係者の気力もたたえたいです。ひたすら待つということは非常に忍耐を強いられるものですから。

また1日(日本時間2日)にニューヨークで行われたテニスの全米オープン戦。男子シングルス4回戦にて錦織圭選手が、相手のミロシュ・ラオニッチ選手を下してベスト8入りしました。

この試合も大会最長の4時間19分にわたって繰り広げられたものでした。

人間と人間の勝負。体力と気力のぶつかり合い。人間の可能性は限りなく無限のものであると思わせた2つの試合でした。

軟式ボール テニスボール

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