天候の不順や寒暖の差はまだまだ大きいですが、
梅の花があちらこちらで見られるようになりました。
梅とくれば「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」という言葉があります。
桜は枝を切るとそこから腐りやすくなり、
梅は枝を切らないと無駄な枝が付いてしまうため、切った方がよいという意味です。
桜はお花見などで戯れに花の咲き誇る枝を折ったりしてしまうこともありますが、
それはよろしくないということ。
ただ、正しい方法で適した時期に切れば、枯れないそうです。
物事は何でも正しい時期に正しい方法で行えばよいということ。
そうはいっても、この「桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿」は、
我々のご先祖様方が、多くの失敗と試行錯誤の上に確立したノウハウということになるのでしょう。
梅の便りが聞こえてくるうちに、
2月ももう下旬となりました。
2月は日数が短いため、ことのほか時の過ぎるのが早く感じます。