庶民価格であったユニクロですが、そうとも言えなくなってしまったなと思っていた今日この頃
ですが、また値段が下がりました。
好調であった業績が、価格値上げにより顧客が離れてしまい、減益してしまった反省を踏まえて
のことです。
ユニクロに限らず、これまで庶民価格であったお店が、次々に方向を変換して価格が高くなって
きています。
いや、高級店と安売り店が、二極化しているといったほうがよいかもしれません。
『良いものであれば、多少価格が高くとも消費者は買う』という言葉をよく聞きますが、日常使い
のものを高額なものばかりでそろえられるほど、日本の景気がよいとはいかほどにも感じられ
ません。
その点、ユニクロの柳井社長の決断は迅速であり、たたえたく思います。
原料の高騰、給料を上げての人材確保。
それでもなお人手不足の現場。そして自然災害。
何か景気の上がる起爆剤はないものでしょうか。
とはいえ、地道な毎日の努力が、結果として一番早い景気回復への道かもしれません。