五月晴れのお天気は気持ちの良いものですが、そろそろ梅雨の便りも聞こえ始めました。
雨はそもそも天から降ってくるもの。
なので、建物が雨漏りをした場合、最初に考えられるのが
「屋根(瓦)の壊れ・老朽化」、「外壁のひび割れ」、
「サッシ廻りなど、老朽化で隙間が出てきた」、「防水が切れた」など
の理由が浮かぶかと思います。
でもそれ以外に見落としがちなのが、
「窓廻りや換気口廻りからの雨漏り」です。
雨は直線的に地面に落ちてくるのですが、それに風という要素が時として加わります。
すると特に台風の時などは、風が下から吹き上げるため、窓や換気口から風と共に雨が
入ってきてしまうことがあるのです。
窓や換気口などの開口部は、
そもそもが「雨水に対し、構造として弱点となり得る部分」
ということになります。入念に、防水処理をしなければならないのです。
このように雨漏りは原因を早急にズバリ特定することは、なかなか難しいですが、
チェックをして悪い箇所を1ケ所づつでも直していけば、雨漏りの抑止とともに家全体の
メンテナンスができていきます。
ここ近年は台風も性質が変わり、発生の期間が長くなってきています。
またゲリラ豪雨や強風もあります。
建物を長く使うためにも、この時期だからこそ、今のうちにご自宅や会社の建物を一度
見直してみてはいかがでしょうか。