七草も終わり、いよいよ2013年が本格的に始動し始めた感があります。
さて今年三重県の伊勢神宮では式年遷宮(しきねんせんぐう)の年です。
式年遷宮(しきねんせんぐう)は、8年をかけて30もの祭や行事を重ねて行われる伊勢神宮最大
の祭事です。
20年に一度、内宮、外宮の御正殿(ごしょうでん)をはじめ、社殿や神宝を作り替え、御神体を新
しい神殿に遷します。
持統天皇の時代に始められたこの制度は、ほぼ20年おきの間隔で現在に至り、今回で62回を
数えます。
生物は親から子へと子孫を残し個体の生命を引き継いでいくように、 神宮式年遷宮は、新しく社
殿を作り変えていくことで、国がいつの世でも若々しく生まれ変わるようにと、1300年もの間受け
継がれてきたのです。
今年の正月三が日の伊勢神宮参拝客は57万3000人もの人出だったそうです。
それだけこの年に向けて意気込みを感じている方々が大勢いらっしゃるのですね。
この祭事にあやかって、ではないですがご自宅や店舗の生まれ変わりをお考えの皆様、
ぜひこの際にいかがでしょうか。